チューリップの球根は植えっぱなしで大丈夫か?育て方も解説!

毎年花の時期が終わると、球根は掘り上げた方が良いのか?それとも植えっぱなしでも良いのか悩みますね。

今回は今が、花の盛りのチューリップの球根について植えっぱなしで良いのか?それとも毎年掘り上げた方が良いのか?掘り上げるメリットとデメリット、同じく植えっぱなしの場合のメリットとデメリットをわかりやすく説明していき、チューリップの上手な育て方も解説していきます。順を追って解説していきますので、読みたい項目があれば目次から選んでお読み下さい。

チューリップの概要。

  • 科名:ユリ科。
  • 種別:球根植物。
  • 花期:4月から5月。
  • 栽培適地:水はけの良い日なた。
  • 花言葉:「博愛」「思いやり」

チューリップの球根は植えっぱなしで良いのか?

植えっぱなしの場合のメリットとデメリット

冒頭でも説明したように、植えっぱなしでも、それなりのメリットとデメリットがあります。

植えっぱなしでのメリットは球根の数が多いときに、わざわざ掘り上げる面倒が省けてとても楽です。

特に50球、100球と球根の数が多くなると掘り返して、乾燥させ風通しの良い場所で、次に植える時期まで管理するという面倒がありません。

また、球根を植える時期になったらわざわざ多い数の球根を植える手間が省けるのが良いという面もあります。

ただ、メリットがあれば、デメリットもあるのですが、植えっぱなしの場合の最大のデメリットは、土壌の状態が悪いと球根が腐るということがあります。

土壌の状態とは、いつも多湿で日当たりが悪く水はけの良くない土の状態で土の種類でいえば粘土質のような土のことです。

また、植えっぱなしにすることで、球根の管理が雑になったり、放置しておくとどのくらい植えてあるのかわからなくなります。

また連作障害といって同じところに植える(植えてある)と土中の菌や害虫の被害にあうことがあります。連作障害はグラジオラスを例にしていますが、チューリップの場合もほぼ同じです。

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掘り上げる場合のメリットとデメリット

球根を掘り上げるメリットとは、単純にいえば植えっぱなしの場合の逆のことですが、球根を腐らせずに管理でき、球根の分球の状態がわかり植えっぱなしのように、自然に任せず自分の判断で分球できるためガーデニングが

本当に好きな場合は、毎年球根を植える楽しさもあいまって植えっぱなしよりガーデニングの醍醐味があることです。

また植えっぱなしのデメリットのところで説明した連作障害も改めて植えることですから今年と同じ場所に植えなければ良い(連作障害が起きにくい)ということです。

それでは、掘り上げの場合のデメリットとしては、面倒くさい、管理に手間がかかるなどですが、これもガーデニングの楽しさと思えば、掘り上げの作業も苦にならず、楽しみとも言えます。

結論をいうと私の考えですが、植えっぱなしより毎年あるいは隔年の掘り上げが、作業の楽しみも増えて良いと思います。

ただ、悲しいかな掘り上げにせよ植えっぱなしにせよチューリップも原種帰りというのがあっていつまでも始めのころの美しさを保つことはできず、数年に一度は球根を購入することになります。(チューリップであれば何でも良いという場合は別です。)

合わせて読みたいグラジオラスの植えっぱなし

チューリップの正しい育て方

球根の正しい選び方

チューチップの詳しい育て方で、何で球根の正しい選び方なのか?と思われるかもしれませんが、実はきれいなチューリップを楽しむ場合は、この球根選びが、とても大事なんです。

良い球根を選んで購入した場合と適当に選んで購入したのでは、大きな違いがあるのですが、それはチューリップが咲く仕組みがあるからです。

それでは、チューリップの球根の仕組みを考えてみましょう。そもそもチューリップの球根には、植える前から花芽がセットされているのです。

グラジオラスなどは、花芽が最初からセットされているわけではなく、成長していく過程で太陽の光を浴びて光合成を十分にして花芽ができるのです。

チューリップというのは植える前から花芽があるかないかで花が咲くか決まるので、光合成も大事ですが、花芽がセットされた球根を植えなければ、いくら肥料を与えようが、水を与えようが、あるいは咲いてくれと願っても花は咲くことはありません。

それでは、確実に花が咲く球根とはどのような状態か説明します。良い球根とは、大きくて重い感じのする球根です。

小さくて軽い球根やよく見ないで球根を購入するとカビが生えていたり腐っていたりする球根もある可能性が高いです。

花壇に植える方法

チューリップの植え付け時期は、一般的に10月中旬から11月までで、この時期を逃しても年内に植えれば立派な咲き、そのためには肥料として腐熟した堆肥緩効性の化成肥料を与え、よく深耕(深く耕す)して覆土(土をかぶせること)は球根の約2倍の10㌢前後が理想です。

また、株間(球根を植える間隔)は10㌢取れば十分ですが、余りにも株間が狭いと球根の根張だったり風通しまたは、日当たりが悪くなる可能性があります。

鉢植えにする方法

鉢植えの場合も球根を植える時期は、花壇と同じ時期ですが、鉢植えの場合は土がすぐ乾くので水を与えます。ただし3月中旬の発芽期は芽が病気になりやすいため水の与えすぎに注意します。

発芽が揃った頃、追肥としてハイポネックスなどの液体肥料を1,000倍に薄めたものを2回

ほど与えれば、更に大きな花が咲きます。

ハイポネックスの良いところは、即効性で肥料負けがなく堆肥のような匂いもしないところです。

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日当たり

球根の正しい選び方のところで、チューリップは光合成によって花芽が形成されるわけではなくて、最初から花芽は球根にセットされていると説明したのですが、やはり日当たりは大事です。1日の日当たりの時間は長ければ良いのですが、最低4時間は日が当たるところが好ましいです。

良い球根というのは植えて育った時の環境、つまり日当たり水やり、肥料などでまたきれいな花が咲く優良な球根に育ちます。

水やりの方法

水やりは、鉢植えにする方法のところで触れましたが、基本的に鉢植えの場合も花壇に植える場合でも多湿はとてもいけないので、鉢植えの場合は土の表面が乾いた場合のみ与え花壇に植えたものに関しては植えるときに与えれば、相当乾燥が続かなければそれほど神経質にならず、雨などの自然に任せても大丈夫です。

施肥(肥料を与えること)の方法と回数

施肥は、花壇に植える場合は腐熟堆肥や腐葉土(落ち葉を土の中で醗酵させたもの)、を使い植えて、追肥(追加の肥料)は液体の即効性肥料を使います。

鉢植えの場合は、腐熟堆肥や腐葉土などは使わずにマグアンプKなどの優れた化成肥料を植えるときに与えて、追肥としてハイポネックスを与えれば十分です。

マグアンプKは、優れた化成肥料で、植物を選ばず使えて一度与えれば長い期間にわたって効果が持続します。

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病害虫の対策

病害虫の被害としてはすすや葉をまいたり、こぶをつくったりします。 チューリップではアブラムシによるウイルスモザイク)の被害が問題となります。 この病気は、ウイルスに感染すると葉や花弁に色割れを生じるのが特徴です。 ただし白や黄色の品種では花弁の色割れは生じません。

このような状態にならないためには、風通し良く密にならないように植えたり日当たりが良いことや土が雨などでチューリップの葉に跳ね返らないように工夫をすることが大事です。

掘り上げの時期と方法

チューリップの球根は、掘り上げても植えっぱなしでも個人の自由ですが、ここでは掘り上げの時期と方法を解説していきます。

まず、5月までには、すべての花が咲き終わっていると思いますが、6月になったら萎れてきた花はそのままにせず結実(タネをつけさせない)させないように葉を残して摘み取ります。

掘り上げのタイミングは、地上部が黄色くなり始めた頃で掘り上げた球根は乾燥させてから網袋に入れて吊るすなどして涼しいところで貯蔵します。もし斑入の花が咲くようになったら開花後に球根を抜き取って捨てるようにします。

上手に咲かせるポイント

花壇作りのポイント

花壇に植える方法は先程も触れましたが、ここでは更に上手に、見栄え良く咲かせる方法を説明します。

まず植え方のポイントですが、少なくても10球づつは同じ品種でかためて植えないと色彩の鮮明な花壇となりません。

つまり違う品種(色も同じ)をバラバラに植えると色彩が強調されず、見た目が良くありません。

植えつける時の株間は、10㌢から15㌢が適当球根の数が少ない場合は、株間を20㌢程度あけその間に、忘れな草、ビオラ、ムスカリなどの紫系で、草丈の低い草花を植えるとチューリップの赤、黄色の花にとても調和します。

鉢植えのポイント

鉢植えの注意点はなんといっても水はけの良い土に植えることですが、植える数は5号鉢(1号3㌢なので15㌢の鉢)なら3球6号鉢(18㌢の鉢)なら5球ほどを目安に植えます。

球根の高さは、上部が(球根の)表面の土の高さにし乾燥を防ぐために鉢ごと排水の良いところに埋めておきます。

このとき、植木鉢の上部に5㌢ほど覆土(土をかぶせる)して1月中旬以降に、根が十分に伸びてきて芽が伸び始めたら鉢を掘り上げ、暖房をしてある室内の窓辺に移すと約4週間で開花します。

管理のコツ

チューリップは、水はけが良く乾燥しない場所を好むため日なたでも良いですが、できれば落葉樹の下などの木漏れ日が当たる場所に置くと花が長持ちします。

まとめ

  • 球根は掘り上げても植えっぱなしでも良いが、できれば掘り上げる。
  • チューリップは球根に花芽がセットされている。
  • 水の与えすぎに注意する。
  • 半日陰(木の下)などに移すと花が長持ちする。

ここまで、チューリップの球根は植えっぱなしでも良いのか、掘り上げた方が良いのか、それぞれメリットとデメリットを解説し育て方も順を追って説明してきました。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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