セントポーリアを植木鉢で育てる方法をプロが詳しく解説

セントポーリアを育ててみたいけど難しそう。そう思っている方もいるかと思いますが心配ありません。

美しく繊細なセントポーリアは、管理が容易な植木鉢で楽しむことができます。日々の世話を怠ることがなければガーデニング初心者の方でも立派に育てらえれます。

今回はセントポーリアを植木鉢で上手に育てる方法をガーデンコーディネーターの私が詳しく解説します

セントポーリアの特徴と魅力

セントポーリアはイワタバコ科の多年草です。19世紀末に発見された比較的新しい花で室内花の女王と呼ばれ誰しもが一度は咲かせてみたいと思う憧れの花です。

セントポーリアは東アフリカのタンザニアの高地が原産で自然愛好家のウオルター・フォン・セントポール・イレーイエ男爵に発見されたことからセントポーリアと名づけられました。

セントポーリアの魅力は何といっても美しい花と、豊富な種類きちんと管理すれば毎年花を咲かせてくれる鉢植えに向いた高級室内花です。

セントポーリアは発見されてから次々と交配され今では1万種近い園芸品種があります。

また育てるには少し工夫が必要ですが小型の植木鉢で育てられるセントポーリアの種類や管理の仕方を解説していきます。

セントポーリアの紫花

セントポーリアの種類

セントポーリアの花の色としては、赤、青、桃、白、紫、縞(しま)など多彩で咲き方としては一重咲き、八重咲、花がギザギザになる咲き方のものがあります。

品種別の呼び名には、スタンダード種、ミニチュア種、トレイラー種、オプチマラ種、縞花などでさらに葉の形が多様です。

縞花は1960年代に突然変異で生まれた花弁(花びら)に縞(しま)が入る品種で外縞と中縞で1980年代に日本でも多くの交配品種が作られました。

縞花種

スタンダード種は原種24種の交配から生まれた多種多様なセントポーリアのグループで、今も国内生産農場で、交配され続々と新しい品種が誕生しています。

一般に売られているのはこのタイプです。

スタンダード種

班入り葉種は葉に白、ピンク、赤、黄色などの班が入るタイプで花がなくても葉を鑑賞して楽しめます。

班入り葉は、原種以外の品種すべてにあります。

班入り葉種

ミニチュア種は1951年に発表されたコンパクトな品種で小さいので狭い場所でも育てられたくさんの花を咲かせるか可憐さが人気です。

ミニチュア種

トレイラー種はトレイル(株がしげる)タイプでこんもりとしたタイプで脇芽から次々と新芽が出て株が下に垂れるので釣り鉢に向いています。

トレイラー種

オプチマラ種は1970年代にアメリカで改良されたグループです。多花でアジサイのような花を咲かせ品種名には、アメリカ、カナダの都市名や女性名、画家の名前がついています。

原種は、1892年にタンザニアの高地で見つかった最初の原種イオナンタはすべてのセントポーリアのもとになっています。

原種のイオナンタ

これらの苗の購入ですが、一般的にはあまり園芸店や、ホームセンターでも売っていませんからインターネットで『セントポーリア』と検索すれば専門の通販サイトが出てきますしお値段もそれほど高くありません。

筆者も購入していますが、楽天のセントポーリアは素晴らしいです。

次から次に咲き、レースのカーテン越しで管理すればほぼ1年を通して咲き続けます。

以上がセントポーリアの品種と特徴ですが次に鉢植えにする方法を解説します。

セントポーリアの鉢植え

セントポーリアは日本では鉢植えでの管理でなければ栽培は不可能に近いですが、きちんと植木鉢で室内で管理すれば、大丈夫です。

小型の植物なので、植木鉢も小型のものにしますが、ミニチュア種以外は4号鉢がベストです。

それ以上大きいと株的にマッチしなくて4号以下だと小さすぎますから1号約3㎝の4号で直径が12㎝の素焼き鉢で植えミニチュア種は、3-3,5号鉢に植えます。(約9㎝)

セントポーリアにはどんな植木鉢でも似合いますが小型の植木鉢が良いですからこの商品がとてもオススメで失敗がありません。

次に用土ですが、自分でミックスしなくてもセントポーリアの専用の土は売っていますがセントポーリア自体が育てる人があまりいない(育てるのに難しいと思っている)のでこれも通販で購入ことがベストです。

植え方は素焼き鉢の下穴に排水のためのネットを置き少し土をかけ元肥(もとごえ)としてマグアンプKなどの緩効性肥料(少しづつ効果が出る)を約30㌘入れ少し土をかけて、浅植え、深植えにならないように植え付けます。

注意ですが、元肥は必ず無機質のものを使います。例えば、油粕とか与えてしまうと室内での管理が臭くて難しくなります。

セントポーリアの管理

セントポーリアの管理の基本は冬のような寒さでも気温6度以下のところに置かないことですが、強い日光に当てるのも枯死(かれる)する原因になります。

基本的に、イメージ的にはレースのカーテン越しに光が当たる状態がベストで雨の日はレースのカーテンを少し開けるなどの工夫が大事です。

水やりと肥料ですが水は4日に1回たっぷり与えそのあとは一切与えません。

追肥は液体肥料を使いますが1,000倍に薄めて使いますので、ご覧の商品は180㍉㍑なので1週間に1-2回与えても半年から1年は使うことができます。

僅か470円のセントポーリア専用肥料。これはお得です。

葉ダニがつくことがまれにありますが、薄くしたお酒を鉢受けに少し入れておけば葉ダニはのんべいなのでみんな鉢の下に行ってしまいます。

セントポーリアの殖やし方

セントポーリアは、1年を通し葉挿しが可能です。

やり方は葉を付け根から切り土を入れた素焼き鉢の平鉢に挿します。

葉挿し用素焼きの平鉢

図のように葉の付け根を土に挿しますが、あまり深くまで挿さないように注意します。

図のように挿し根と新芽が出てきたのがこの画像のものです。

まとめ

セントポーリアは発見されたのが比較的最近で、東アフリカのタンザニアの高地が原産で今ままでに交配が進んで今では約1万種あるといわれています。

花色も多彩で縞模様などの花もありますが今出回っているのはスタンダード種がほとんどです。

育て方は、鉢植え専用で花壇には向かず、光がレースのカーテン越しに当たるような状態がベストです。

冠水(水やり)は4日に1回与え肥料は、ハイポネックスなどの即効性肥料を与えます。

殖やし方は葉挿しですが、難しいことはなく簡単です。

以上が簡単なセントポーリアの鉢植えのやり方です。

最後までお読みいただきありがとうございます。

私もセントポーリアを追加で購入しその生育の状況を記事にできたら良いと思います。

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