今回ご紹介するムラサキツユクサは北米原産の草花ではありますが、日本の気候にちょうど合ったためか、日本全土で野生化した株が見られます。
花を観賞用にするほか花の雄しべに生えている毛は、細胞の働きを調べる材料に使われています。
そこで今回はムラサキツユクサの全体像の中でも移植(定植)のやり方を詳しく解説して更に詳しい育て方を解説します。
この記事では、ムラサキツユクサのことが詳しくわかるように解説していきます。
ムラサキツユクサの概要
- 科名:ツユクサ科
- 種別:宿根草
- 花期:5月中旬から8月下旬
- 栽培適地:水はけが良い日向(ひなた)
- 花言葉:「尊敬はしているが愛ではない」
- 品種: 園芸品種は、「オオムラサキツユクサ」
ムラサキツユクサの移植はどうやるのか?
ムラサキツユクサの移植のやり方
ムラサキツユクサは秋なら9月中旬に春なら3月に1株に3-4芽ついたものを株分けして植えます。
非常に丈夫な植物で、日当たりを好みますが、半日しか陽が当たらないところ(場所)でも多少花つきが悪くなりますが、丈夫に育ちます。
移植(定植)は、30㌢から40㌢間隔に植えて5年に1回株分けを行えば良いという管理が簡単な丈夫で作りやすい植物です。ただし株は市販されていることはまずなく野種ですので標本片手に探すことになります。
ムラサキツユクサの育て方
植え方
基本的に、野種なのでとても丈夫な植物ですが、やはり日当たりと水はけが良いのが基本で日当たりは1日4時間以上あって土の状態は水はけが良いことですが、水やりした後にすぐ水が引いていくのが良く水が引くのが良くないと丈夫だからといっても根腐れする可能性はあります。植える深さは根が土に隠れたよりも5㌢位深くして浅植えでもない深植えでもないくらいがちょうど良いです。
施肥(せひ)
株水分けしたものを移植(定植)前に、1平方㍍(1辺が1㍍)につき化成肥料を一握り与える以外は、ほかの植物と違い追肥(追加の肥料)は与えなくても丈夫に良く育ちます。
しかし植物は例外なものを除き(シダ類など)肥料はないよりはあった方が良いのでおすすめするマグアンプKという優れた緩効性化成肥料を少量与えるとなお良いです。
品種
ムラサキツユクサの品種は、草丈は、中矮性(やや草丈が低い)で50㌢から70㌢で濃紫青色の「アズレア」白大輪の「アルバメジャー」濃赤紫色の「コクシネア」青紫色で八重咲きの「セルレアフロレプレノ」があります。
花期はいつか?
ムラサキツユクサの花期は、5月中旬から8月下旬で花は、洋蘭のデンドロビュウムに似た花をたくさん咲かせます。だだ1つの花はモミジアオイと同じ1日花(1日でしぼむ)ですが、大きい株になると花期の期間に次々と花を咲かせてくれます。
注意点
先程、株分けで説明しましたが、あまり細かく分けるのではなく必ず1株に3-4芽つけて分けるようにします。
まとめ
- 花期は、5月中旬から8月下旬。
- 野種であり苗の購入は難しい。
- 花つきは悪くなるが日陰でも育つ。
- あまり肥料を必要としない。
以上ムラサキツユクサについて解説してきました。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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