ラベンダーはハーブの1種で香りの良いものですが殖やし方が種蒔きと挿し木があります。
今回は種蒔きより確実な殖やし方の挿し木のやり方を詳しく解説していきますのでガーデニング初心者の方も記事を最後までお読みいただければきっとラベンダーの挿し木が簡単にできるようになります。
ラベンダーは原産地が地中海沿岸~西アジアでシソ科の開花期が4月から11月の木本類に分類されます。
ラベンダーの殖やし方は挿し木が最適
ラベンダーの殖やし方は種蒔きと挿し木がありますが、あれ?株分けはないのと思われますが株分けができる宿根草ではなく木本類(木)ですので残念ながらできません。
種蒔きよりも挿し木がもっと最も簡単にできますので今回はラベンダーの挿し木について解説していきたいと思います。

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挿し木の時期
ラベンダーの挿し木の時期は年に2回あり春は4月上旬から5月下旬まで秋は9月が最適な時期です。
挿し木の道具
挿し木に使う道具を揃えますがそれは次のようなものです。
当たり前ですが挿し木の枝(挿し穂)を取るラベンダーの親株ですが春は柔らかい枝を秋は木になった枝を挿します。
次に挿し穂を一旦水につけておく容器ですが水が入って挿し穂が安定していれば何でも良くガラスのコップでも構いません。

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挿し床は素焼き鉢の平鉢を使うか発泡スチロールの箱に排水のために数箇所穴をあけたものを用意します。
挿し床の土は赤玉土と鹿沼土を5:5で使い肥料分が配合されているホームセンターなどに売っている園芸用土は避けましょう。
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挿し木の方法
挿し木の方法は良く締まった枝を選びハサミで親株から切りはなしよく切れるカッターなどで枝を斜めに切り(スライスするように)用意してあった水をいれた容器につけます。
挿し穂を数枝用意したら予め(あらかじめ)平鉢に用意してある赤玉土、鹿沼土の5:5の挿し床に枝をやや斜めに挿しますがこの時発根剤のメネデールあるいはルートンを枝先に塗っておき先に割り箸で挿すところに穴をあけつけた発根剤が取れないように注意します。

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発根剤を塗って挿した枝は3-4週間で発根してきますがすぐに触らず枝を持って動かしても抵抗があるような十分に発根した状態でビニールポットあるいは素焼き鉢の4号サイズの鉢に1本の株を植え付けます。
補足ですが十分発根するまでは必ず日陰で管理して植木鉢に移してから少しづつ太陽の光になれるようにします。

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管理の仕方
ビニールポットあるいは小さめの素焼き鉢に移した苗は下穴から根が出てくるくらいに成長したら植木鉢なら5号の素焼き鉢に1株植え、庭(花壇)に植える時は日当たりが良く水はけが良いところに風通しが良いように株間をあけて植え付けます。
よくやる失敗は梅雨時に葉が茂り通気性が悪くなると株が蒸れて枯れて来ますので通気性が良いように葉を少し取り除きます。
肥料に関しては化成肥料などを生育旺盛なときと花時、花が終わったあとに与えれば十分でそれ以外の時は不要です。
また花が盛んな時はお礼肥として1週間に1回程度即効性の液体肥料を1,000倍に薄め与えるのが最適です。

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まとめ
ラベンダーの挿し木についてまとめは次の通りです。
- 挿し木の時期は春は4月から5月秋は9月が適期です。
- 挿し穂は春は柔らかい枝を使い秋は木になった枝を使います。
- 挿し床の土は排水が良く肥料分のないもの。
- 挿し穂には発根剤を塗る。
- 発根は3~4週間かかる。

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最後までお読み頂きありがとうございます。
次回はクリスマスローズの予定です。