ハーブの初心者でも育てやすい10種類を厳選して育て方を解説!

ガーデニング心者の方は、ハーブと聞くと自分が育てるものではないと思われたり、難しいのではと思われる方もいらっしゃると思われますが、実は気軽に鉢植えやコンテナで育てることもできてしまいます。

今回はハーブの種類から育て方が簡単なものを植え時、花時、肥料、その他の管理の仕方を解説します。

ハーブ初心者お勧め10選と育て方

カモミール(カモマイルとも言います)

カモミールといえば、ノースポールを小さくしたようなハーブで、ジャーマンカモミールとローマンカモミールがあります。

ジャーマンカモミール

原産地は、地中海沿岸で科目はキク科、基本的には1年草ですが、気温などの条件が良かったたり管理が上手な場合は宿根草として毎年楽しめます。

カモミールは種から育てるのは一部を除き無理なので苗を購入しますが、苗が出回るのは3月から7月と9月から11月で、8月の酷暑の時11月から1月の極端に寒いときは、1時休みますが比較的1年を通して購入可能な種類です。

開花時期は5月から7月で収穫時期は5月から6月になりますが、収穫の目的は花を摘みハーブティーにしたり入浴剤にも使えます。

特徴としては、晩春から初夏にかけてマーガレットを小さくしたような白くて愛らしい花を咲かせます。

開花後日が経つにつれて花芯(真ん中の黄色いところ)が盛り上がり外側の白い花弁(舌状花)が茎に向かって反り返る性質があります。

この頃黄色い花芯(筒状花)の部分を軽くつぶすとリンゴのような甘い香りがするのが特徴です。

一般にカモミール(カモマイル)というとジャーマンカモミール(カモマイル)を指しますが、別の属に多年草のローマンカモミール(カモマイル)その変種で染色に使われる黄色いダイヤーズカモミールがあります。

育て方

ジャーマン種は日当たりが良く、やや乾燥気味の場所の方が良く育ち一度植えるとこぼれ種で発芽し毎年花を楽しむことができます。(ただし花壇植えの場合のみです)

こぼれ種以外にも種まきをして殖やすことができる場合がありますが、春播きと秋播きがあり秋に種をまいて冬を越させた苗の方が丈夫で大きく成長したくさんの花を咲かせます。

秋播きの適期は、彼岸の頃です、庭や畑に薄くバラ播きするか、播き床に播いて後で植え返しをしますが、発芽率(種を播いて芽が出る割合)が良いので播きすぎないように注意します。

発芽後の手入れは苗が込み合う部分は間引きをして風通しの良いところに置きますが苗が混みすぎたり風通しが悪いとアブラムシがつくことがあります。

11月から2月までは鉢植えまたはプランター植えの場合軒下などの北風に当たらない所に置けば青々とした立派な株になります。

良く育った苗は4月頃、花壇では株間25㎝位の間隔、プランターなら3株、植木鉢なら1株が適切です。

収穫と保存の仕方

花は4月頃から1カ月くらい楽しめますが、収穫のタイミングは開花から2-3日目の花芯に精油がたっぷりたまっているころです。

天気が良い日の午前中に花首から摘み取り、風通しが良い日陰に新聞紙を敷いて十分に乾燥させてから密閉容器に入れて保存します。

利用方法

ヨーロッパでは最もポピュラーなハーブのひとつで、温湯に花の煎じ液や、精油を垂らしたものはヘアリンスとして利用します。

このほか細かく刈り取った茎葉を日影干しにしてから粗く刻み入浴剤として用いるとスキンケアにも効果的なので、必要以上に株が殖えたときに摘み取りましょう。

また切り花をアレンジしたり、ドライフラワーをクラフトに利用してもかわいいものです。

また混みすぎた株はよく乾燥させれば有機質(動物性、植物性)肥料の堆肥としても使えます。

サントリナ

サントリナは、原産地が地中海沿岸で、分類はキク科、毎年根が残りまた翌年芽が出る宿根草です。

特徴としては、別名ラベンダーコットンとも呼ばれ、花壇の縁取りとして植えられるおなじみのハーブです。

サントリナ

特徴は、銀白色の美しい葉に丸い黄色い小花を多数咲かせます。

高温多湿が苦手なので梅雨時は風通しが良いように枝葉を刈込みましょう。

他のハーブと組み合わせて植えるのも良いと思いますし植木鉢で育てられます。

サントリナの株が市場に出回るのは、3月から6月、9月から11月で開花期は7月から8月で収穫

時期は、いつでも可能でドライフラワーにすると甘い香りがして防虫効果もあります。

育て方

特に鉢植えに適していますので、5号鉢に1株、プランターなら3株を目安に水持ちがよく水はけが良い土にして植え付けますが特に砂質のような排水の良い土を使い乾燥をやや好みますので水やりは控えます。

肥料は植える時に無機質の(堆肥とかではない)マグアンプKなどを元肥として与え追肥としてはハイポネックスのような液体肥料を与えます。

シダ類を除くほぼすべての植物は日当たりを好みますので、サントリナも例外なく日当たりを好みますから水やりや日光の調節をすれば、宿根草なので毎年楽しめます。

収穫と保存の仕方は、カモミールに順次ます。

利用方法

全草を刈り取り陰干しで乾燥させます。

染色、ポプリにも使えますが、害虫駆除の効果があるので乾燥したものをタンスに入れておくと衣類の虫食い防止になりますし、熱湯で浸出して飲用にすると腎機能を高める効果があるといわれています。

ラベンダー類

ラベンダー類は地中海沿岸とヨーロッパが原産地のシソ科に属する宿根草と分類されます。

ラベンダー類

特徴としては気品ある香りと美しい紫色の花が魅力的で、ハーブの女王とよばれるほど

人気があるハーブです。

シダ類のような切れ込みがある灰色がかった葉も紫の花にマッチしたハーブです。

高温多湿な日本の気候には不向きとされていましたが、品種の改良が進み日本のような気候で

も栽培できるようになりましが梅雨の季節や夏の蒸し暑さには注意が必要です。

主に寒さに強いイングリッシュ種と大きな花が咲くフレンチ種に分かれます。

ラベンダー類の苗が出回るのは4月から7月と、9月から10月で開花時期は6月から7月にかけて

てですが収穫は一年中可能です。

育て方

育て方は他のハーブですと同じですが、花壇植えでも栽培が可能で香りを楽しみたい場合は鉢植えにしますが、他のハーブと同様に水持ちがよく水はけがよい土に植えます。

草丈や耐寒性から考えても路地(花壇など)植えにせず鉢植えの方が栽培に適していると思います。

肥料ですが、控えめにして元肥を与えれば追肥はいりませんから管理は楽になります。

株が大きくなると枯れえることがあるので、6月頃花芽のない枝を切り取り挿し芽に利用しますので込み合った枝葉を選定するという意味も入れれば、無駄のない挿し穂として使えます。

収穫と保存の方法は、他のハーブ(特にカモミール)と同じく軒下など風通しの良い場所で乾燥させます。

収穫と保存のしかた

精油を取るときは十分開花した後で手芸用には花が咲き始めたときに花径に下葉を2-4枚付けて切りとり風通しの良い日陰につるして乾燥させます。

秋に茎を株元に3分の1残して刈り取り翌年の樹姿を整えます。

利用方法

ラベンダーの香りの成分には気分を落ち着かせたり、疲労を和らげる効果があります。

収穫をした花は、水揚げをして切り花として楽しめますしドライフラワーはポプリやサシェ、安眠枕などの材料に欠かせないものです。

最近では小蒸留器を使って自家栽培のラベンダーから精油を作ることもできるようになりました。

ローズマリー

ローズマリーは別名マンネンロウ、ロマランと呼ばれる地中海沿岸が原産のシソ科の常緑小低木です。

ローズマリー

特徴としては、幹が直立する立性と枝が地を這うように伸びる這性(はいせい)のものがあり

立性の場合は成長すると1メートル以上の高さになります。

濃縁色の葉は、細長く、葉の裏には綿毛が生えているため銀色に見えます。

春から初夏にかけて小さなランのような唇形の青紫色や、青い筋の入った淡紫色の花、桃色、時には純白の花が咲きます。

原産地の地中海沿岸では、海のしぶきがかかるような崖に自生しているといわれその名がロス+マリヌス(海+しずく)という言葉に由来するという言い伝えがあるくらいです。

育て方

小さなポットに挿し木して活着してから根が十分伸びた頃に植えたいものに移植しますが、気を付けないといけないのは、ローズマリーは、移植が苦手なので根の土を落とさないように移植します。

殖やし方では、種から増やそうとすると収穫できるまで3年はかかってしまいますので挿し木にしますが、それでも成長に1年から1年半かかります。

挿し木の再適期は6月ですが、5月後半から7月前半、9月にも挿し木ができますが、種まきでは成長に時間がかかり過ぎるので種まきの方法は省きます。

ローズマリーは寒さに強く関東(雪が積もる地方は除く)地方より南なら戸外でも冬を越せるような耐寒性を持っています。

収穫と保存のしかた

2年目から葉を摘んで利用できますが、本格的に利用できるのは挿し木してから3年目からです。

調理用には生の葉を摘んで使いますが、ドライハーブにしてポプリやハーブ石鹸にするには開花直前に刈り取り風通しの良い日陰で乾燥させるのがコツですが、そういう管理をする事とで、より香りを残すことが可能です。

利用方法

ローズマリーの葉は古くから肉類を美味しくし臭みを消すのにも使われていました。

家庭で肉や魚をフライパンで焼くときは枝ごと下に敷き網焼きにするときは、肉や魚に葉を張り付けるようにします。

ローズマリーのワインは老化防止効果があるといわれていますが、白ワインに葉の付いた小枝を2日ほど浸してローズマリーの風味を移したものです。

ミント類

ミントは別名マント、ハッカと呼ばれ原産地は、ヨーロッパのシソ科の多年草です。

ミント

特徴としては、断面が四角形の茎に鮮やかな緑の葉が対生し、7-8月頃、淡紫色や白の唇形の花が葉腋に群がって、あるいは茎の先に穂状に花を咲かせます。

ミントといわれる種類はとても多く、よく知られているスペアミントやペパーミント、リンゴのような香りがするアップルミントその変種でパイナップルミントがあり葉を揉むとパイナップルのような香りがします。

この他にジンジャーミント、クールミント、ノースミントのように香りが微妙に違うさまざまなミントが知られていますが、みんな清涼感が特徴です。

育て方

ハーブの中では比較的日照時間が短い場所でも育ち、低温や多湿にも強く関東より南の平地なら緑の葉を残したままで越冬します。

ミント類は生育が盛んで、長い地下茎を四方八方に伸ばしながら繁茂していくためミントどうしを近くに植えると入り混じってしまうので株間を開けて植えるか、他のハーブ(例えばカモミールなど)と一緒に植えるのは控えたほうが良いです。

殖やし方としては5月から6月に種まきをしますが、種がとても細かくて播きにくく種を播くところから始めると成長するまで3年くらいかかりますので、ホームセンターなどで苗がを購入するか株分けしてもらうのが良い方法です。

発芽後の手入れもありますが、面倒なのでここでは省略し殖やし方に移りたいと思います。

殖やし方としては気長に育つのを楽しめるという方は種まきが良いですが、場合によっては親株とは違った性状のものが現れやすいので基本的には、株分けか挿し芽で殖やす方法が確実です。

茎先の葉だけ切り取るよりも茎ごと10-20㎝位に切り戻して勢いの良い新芽を発生させましょう。

収穫と保存のしかた

また花を咲かせると葉が固くなり香りが弱くなりますので、鑑賞用ではなく料理に使いたい場合には花が咲く前につぼみを摘み取ります。

ドライハーブとして保存する場合は、7月から8月に開花し始めた頃、株全部を刈り取り風通しの良い日陰で十分乾燥させてから葉だけを摘み取って空き缶などの密閉容器に保存しましょう。

注意としては缶に入れる前によく乾燥してるか確認しますが、少しでも乾燥しないで中途半端な場合は、高温多湿の時期なのでカビが生える可能性があります。

利用の仕方

新鮮な葉をティーやアイスクリーム、冷たい飲み物に添えて香りと見た目を楽しみます。

また肉料理のソースを作ったり、サラダに混ぜると食欲を増進させる効果がありみじん切りにしてスープに散らしたり、肉や魚にまぶして焼くのもとても良い方法です。

いずれも消化促進や健胃、またガムなどに使われるように口臭予防などの効果がありますが、乾燥させたものは好みでカモミールやラベンダーなどの鎮静効果のあるハーブとミックスし安眠枕に利用するのも良いでしょう。

この他ミント類は利用できる幅が多く化粧品や入浴剤にも使われますし実際にミントを入れて入浴すると、とても良い香りがしてリラックス効果があります。

ディル/フェンネル

フェンネルは別名イノンド/ウイキョウといい原産地がヨーロッパ南部のセリ科の1年草あるいは多年草です。

フェンネル

特徴としては、深く裂けた線型の葉が密生する姿全体も、パラソルのように広がる花の咲き方もよく似ていますが、草丈1メートルを超す多年草のフェンネルに比べて、ディルは草丈50㎝程度の1年草でやや繊細な、印象を与えますが、フェンネルの香りは甘くディルの方はきつい感じです。

フェンネルの普通種の株元が肥大したタイプのフローレンス種は1年草の扱いで一般に高級野菜として市販されています。

育て方

育て方は、種まきから比較的簡単にできますが、せり科独特の移植を嫌いますから育てる場所に直接播き、大きくなってもそこから移さないことです。

種まきの時期は、春なら4-5月で秋なら9月が適期ですが、寒さに強く春播きでも秋播きでも容易に冬を越します。

種まきは、30㎝間隔に4-5粒播き5-6ミリ履土(土をかぶせる)しますが、プランターの場合は20㎝間隔で播きます。

発芽後の手入れとしては、10日から2週間で発芽しますので込み合ったところを間引きますがこの時残す株の根を浮かせないようにしますので割りばしのようなもので根元を抑えながら徒長(ひょろひょろ)したものや双葉の形が悪い株を間引きます。

最終的には本場が3-4枚になるくらいまでには1か所に1本の株になるように成長力が良い株を残してすべて間引きます。

梅雨が明ける頃には急に成長が早くなるので、株元に土を寄せたり倒れやすくなった株には支柱を添えるなどします。

なおディルもフェンネルも揚羽蝶が好んで産卵し葉を食害しますので、こまめに見回り早めに駆除することが大切です。

収穫と保存のしかた

葉を利用するときは、花茎が立つ前に摘み取り、株が多い場合は株元から刈り取るのが良い方法で逆さにつるして日陰で乾燥させます。

多年草のフェンネルは、霜が降りないうちに古くなったり枯れた茎葉を根際10㎝ほどのところで切り除き少しもり土をして越冬させます。

利用方法

ディルの若葉は、みじん切りにしてサラダやスープ、魚介料理に振りかけるとさわやかな芳香が楽しめます。フェンネルの葉を噛むと甘みを含んだ香りが口の中に広がり、魚を焼くときに下に敷いて香りを楽しんだりピクルスの香り付けに加えたりします。

ディルのタネはそのまま細かく砕いたものを、肉料理をはじめスープやソースに加えて香り付けにしますが葉より香りが強いので控えめに使います。

フェンネルのタネは細かく砕いてスープやシチューに散らしたり、デザートやアイスクリーム、ゼリーなどに用いて甘い香りを楽しむのも良いでしょう。

ナスタチュウム

ナスタチュウムは、別名キンレンカ(金蓮花)、ノウゼンハレンと呼ばれる原産地がコロンビア、ペルーのノウゼンハレン科の1年草です。

ナスタチュウム(金蓮花)

特徴としては、葉が小さい蓮(はす)のようでオレンジ色や黄色い花が咲くことから“金蓮花“という名前でも親しまれています。

葉と花にピリッとした辛みがあるのでフランス語ではキャプシーヌ(からし)として親しまれています。

育てかた

育て方は比較的簡単に種まきから始められますが、発芽するのに気温が20度以上必要なので5月になってからが播き時です。

播き床に3㎝間隔に点播きして発芽させ本葉が5-6枚のころプランターや花壇に定植します。

丈夫で種も比較的大きくて播きやすく水を切らしたりしなければ勢いよく成長するハーブです。

利用法

花は、料理の飾りやエディプルフラワー(食用になる)として風味を楽しみます。

花後の果実は緑色のうちに収穫してすりおろすとピリッと辛いのでわさびように使いますが葉はビタミンCや鉄分が含まれますのでサラダやサンドイッチに挟んでも美味しくいただけます。

バジル

バジルは、別名バジリコ、メボウキと呼ばれ原産地が熱帯アジアからアフリカのシソ科の1年草です。

特徴としては、バジル(スイートバジル)は、草丈が50㎝株張りが約40㎝で、濃緑色の葉には光沢があります。

夏から初秋にかけて青シソのような花穂を伸ばし白い小花を咲かせますが、バジルはとても種類が多く葉が赤シソのように赤紫色で淡いピンクの花が咲き観賞用として楽しめるダークオパール、草丈が低く鉢植え向きのブッシュバジル、レモンに似た香りがするレモンバジルなどがありいずれもスイートバジルと同じ育てかたです。

育て方

育て方は種まきで殖やすことができ、発芽適温が25度と高いので気温が上がらないうち播いても発芽しませんから、気温が上がる5月上旬が好ましいです。

日当たりと水はけが良いところに20㎝間隔で4-5粒程度点播きしプランターの場合は10㎝間隔で植木鉢の場合は、5-6号の鉢なら3粒くらい播きます。

発芽後の手入れとしては、1-2週間で発芽しますから本葉が4枚になるまでに2回に分けて混んでいるところを間引き1か所に1株にします。

日当たりが悪い場所では徒長(もやしみたいなること)し雨や風に当たると倒れやすく香りも弱くなります。

7-8月になると茎頂から花穂が伸び始めますのでその前に摘心して脇芽を出させます。

(つまり伸びようとしているところをあえて摘み取り脇芽を出させます)

花が咲くと葉が固くなるので調理に葉を使う場合は早めに花穂の摘み取りが必要です。

バジルにはヨトウムシやアブラムシが発生しますから昼間に株元を掘って褐色の虫は捕殺し夜見回ってアブラムシは歯ブラシでこすり取ります。

収穫と保存のしかた

4月に種を播いた株は、6月から花をつけますので、その前から葉を摘み取って利用しますが、株が若いうちは少しづつ大株になればかなりの量を摘むことができます。

花が咲く前の葉は特に香りが良いのですが、上手に乾燥させるのは難しいので使うたびに収穫するのがポイントです。

利用方法

青シソに似たさわやかな芳香が持ち味で多くの料理に利用されますが、若い葉を摘み取り焼き肉の時に包んだりトマトやハムのサンドイッチに挟んだり細かく刻んでスパゲティーにふりかけるなど手軽に楽しめます。

特にトマトと相性がいいのでトマトベースのスープに浮かべたりトマトのサラダにもよく合うものです。

バジルの葉にオリーブオイルとガーリックを加えすりつぶした“バジリコペースト“は冷蔵庫に保存しておくと重宝します。

また料理に使うだけでなく、新鮮な葉を5-6枚ティーポットに入れ熱湯を注ぎ3分もすれば鎮静効果がある甘い香りのハーブティーができます。

タイム

タイムは別名タチジャコウソウといい原産がヨーロッパ南部のシソ科の常緑低木です。

タイム

特徴としては、高さが10-25㎝の匍匐(ほふく)つまり地を這います。

小さな濃緑色の葉は、ほろ苦さの中に甘みを含んだすがすがしい香りが持ち味で乾燥させるとさらに甘い香りになります。

5-6月に淡いピンクや、時には白や赤紫の小花が枝に密に咲きます。

香りの主成分のチミアンという精油は、のどの痛みや口内炎に効果がありますから風邪などの時ティーにして飲んだりうがいをすると効果があります。

育て方

種まきは4-5月と9月にできますが、基本的には挿し木で殖やすのが一般的です。

種は非常に細かく直播すると手入れが難しいので苗床に播き草丈が5-6㎝になったころ庭やコンテナ類に定植します。

収穫と保存のしかた

夏にはかなり枝葉が茂るので枝すかしを兼ねて株の3分の2位を刈り取って利用したり日陰干しにしてドライハーブとして保存します。

利用方法

ブーケガル二(風味付けに使う香草の束)の一種として欠かせないもので肉、魚介、卵料理やパスタ、サラダ、スープなどの料理に利用できる、非常に利用範囲の広いハーブです。

開花間もない小枝を束ねてドライフラワーを作りクローゼットなどに吊っておくと防虫効果もあり快い香りが漂います。

セージ

セージは別名コモンセージ、薬用サルビアと呼ばれる原産地が南ヨーロッパのシソ科の多年草です。

セージ

特徴としては草丈が50㎝で株張りが40㎝ほどに育ち銀灰色の葉にはしわが寄っています。

6月から7月にかけてシソ科特有の唇形で青紫色の小花を咲かせ花が終わると直径2-3ミリの実をつけます。

種は完熟するとこぼれてしまうので採取したい場合はまだ花が咲いていても枝ごと袋に入れてしまいます。

セージは別名薬用サルビアともいうように薬として用いられたときもありましたが、現在はもっぱら料理に利用されています。

品種には葉が紫紅色を帯びるパープルセージ、黄色い斑が入るゴールデンセージ、桃紫・白・灰緑色になるトリカラーセージなどがあります。

育て方

種まきをしますが、発芽気温が25度と高いので十分気温が上がってから播きます。

路地植え(花壇など)にする場合は平鉢に播いて曇りガラスで管理すれば発芽率が上がりやすくなります。

10㎝間隔に4-5粒ほど播き発芽したら生育の良い苗を残し間引きして本葉が4-5枚のころ日当たりと水はけが良いところに定植しますが、株間は40㎝ほどが良いでしょう。

梅雨が明ける7月中旬頃になると急に成長が早くなるので、風通しが良くなるように枝葉を切るのが良いでしょう。

種から育てることはできますが、生育の早い挿し芽がお勧めで5-6月頃花の付いていない穂を挿すと活着が良いです。

収穫と保存のしかた

7月の下旬になると株が大きくなるので上部を15㎝ほど切り取り陰干しにして乾燥させます。

収穫後の株にはお礼肥えとして追肥を与え次の収穫に備えますが肥料の種類はできれば有機質が良いでしょう。

セージは比較的寒さに強いので強い北風に当たらなければ越冬します。

利用方法

肉料理に加えると風味がよくなり食欲を増進させたり消化を促進させる効果がありますので下ごしらえの時に肉に張り付けたり散らしておいてから調理しましょう。

またハンバーグやミートソースなど、ひき肉を使った料理に加えたりチャイブやパブリカなどと一緒に魚介類の料理に使ったりと幅広く使えるハーブです。

セージの葉のハーブティーは肉料理の後に飲むと口中がさわやかで、消化も助ける優れたハーブです。

まとめ

まとめとしましては、ハーブに共通することは芳香(香り)が良いことや肉料理や魚介類の調理にも幅広く使えティーにしても種類によっては入浴剤にも使えるとても便利な植物です。

一見栽培が難しいと思われていますが、決してそのようなこともなく庭植えのほか植木鉢、プランターでも栽培できることが可能で身近な植物です。

管理も難しくなく寒さにも強いものがありますので、ほぼ放置でも越冬して翌年にはまた新芽が息吹き再度利用できる優れものです。

ここまで駆け足で作りやすいハーブ10種類を紹介してきましたが、如何でしょうか?ハーブをより身近にするために可愛いカモミールなどを1鉢育ててみませんか。

長文になりましたが最後までお読み下さりありがとうございました。

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