今回ご紹介するのは、良く分枝した枝先に花茎4㌢から6㌢の花を咲かせ、花色は黄色と赤褐色があるとてもかわいいハルシャギクです。
ハルシャギクの開花時期と詳しい育て方をわかりやすく解説していきます。この記事を読んでいただければ、ハルシャギクのことがよくわかり育てることもできます。
ハルシャギクの概要。
- 別名:ジャノメソウ
- 科名:キク科
- 種別:1年草
- 花期:6月から10月
- 栽培適地:水はけの良い日向(ひなた)
- 花言葉:「いつも陽気」「一目惚れ」
ハルシャギクの開花時期はいつか?
ハルシャギクの開花時期
ハルシャギクの品種は、草丈が1㍍くらいの高性種と15㌢から30㌢の矮性種があり園芸品種は、赤褐色、輪紋上のもの、細弁のがあり豊富ですが、品種によって開花時期が違うことがなくて一般的なハルシャギクの開花時期は、6月から10月です。
もちろん早く種を蒔けば早く咲き遅く蒔けば遅くに咲くのですが、発芽適温などを考えて4月下旬までに種を蒔けば、開花時期は6月の中、下旬となります。
ハルシャギクの育て方
種から育てる方法
ハルシャギクの種の蒔き時は、春と秋の2回あり春は4月中旬から下旬で、秋は、9月中旬から10月の上旬までとなっていますので、春に蒔けなかった場合は秋に、秋に蒔けなかった場合は春に蒔けば良いのです。
春蒔き、秋蒔きともに発芽適温は15℃から18℃と低いので春に蒔く場合もあまり気温が上がらない遅くても4月中には種を蒔くという意味が理解できます。
蒔き方は、10㌢間隔の条蒔きにして発芽後は、日当たりが良い所に育苗床を作り本葉が2枚から3枚の頃15㌢間隔で移植します。
定植のやり方
定植の時期は、秋蒔きでは3月下旬に春蒔きは5月下旬から6月上旬にしますが、秋蒔き苗は苗床で越冬させ、春に50㌢間隔で定植します。
移植とは仮に移し替えることで、定植は育てると決めた所に植え替えることです。春蒔き苗は、20㌢間隔で植えます。
性質はとても丈夫で、土質は選びませんが、水はけが良いことと日当たりが良いところが良く水はけが良くないと丈夫な性質でも根腐れを起こす可能性があります。
以上は高性種を庭(花壇)に植える場合のことを説明しましたが、この後は矮性種(草丈が低い)を植木鉢で、育てることを解説します。
植木鉢で育てる方法
ハルシャギクの鉢植えは前途した通り矮性種(草丈が低い)の15㌢から30㌢の品種を鉢植えにしますが、5号鉢(15㌢の鉢)に本葉3-4枚の時に化成肥料を含んだ土を使って1株を浅植えでもなく深植えでもない根が隠れてから更に土が5㌢くらいかかるような深さに植え植木鉢の上部は、2㌢くらいあけて排水性が良いかを判断するウオータープールを必ず設けましょう。
理想の土の状態は、じょうろなどで水を与えたら植木鉢の底穴からすぐ水が流れ出る水はけが良く水持ちが良い土にすることです。
施肥(せひ)
秋の苗床は、1平方㍍(1辺が1㍍)当たりに堆肥を2㌔㌘化成肥料を1握り過リン酸石灰を60㌘与えます。
化成肥料でのおすすめは、マグアンプKという優れた緩効性の固形肥料です。私は匂いもなく扱いやすいマグアンプKばかり使っています。
春蒔きの苗には、堆肥か乾燥牛糞2㌔㌘、化成肥料2握り、過リン酸石灰を60㌘与えます。ただしこの牛糞や堆肥を与えないと育たないとか、花が咲かないというわけではなく極端なことをいえば、水やりをして太陽の光が当たるところであれば丈夫な植物のため育ち花も咲かせます。あくまでも堆肥や化成肥料、過リン酸石灰は与えないより与えた方が、なお良いですということです。
堆肥を与えるのならこちらのものがとてもおすすめです。私も使っていますが、ハルシャギクだけではなくすべての植物に使えます。
管理のコツ
管理のコツとしては高性種(草丈が高い品)に支柱を立ててやるくらいで特別には手間がかかりません。
まとめ
- 開花時期は、6月から10月。
- 高性種と矮性種がある。
- 種の蒔き時は年に2回ある。
- 丈夫な性質。
- 矮性種は植木鉢にも向く。
以上ハルシャギクの開花時期と育て方を解説してきました。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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