コスモスが咲かない理由を専門家が教えます。【初心者必見】

咲くはずのコスモスが何故か咲かないということはありませんか?実はコスモスが咲かないのはいろいろな原因があります。

まず日当たりが悪いこと、土の状態が悪い、肥料が全くない、水を全くあげないことや、小さくしようと刈りこんでしまっているなどの原因が考えられます。

それでは確実にコスモスを咲かせる方法を、ガーデンコーディネーターの私が詳しく教えます。

コスモスを確実に咲かせる5つの具体的な方法

土の状態(土つくり)

コスモスだけではありませんが、花を咲かせるため、つまり強く大きく育てるためには、土の状態がとても大事で、矛盾した表現かもしれませんが、水はけが良く水もちが良いという土の状態が最適です。

コスモスついては土に拘ることはないといわれる方がいますが、それは土の酸性度とか肥料分についてのことであり水はけが良く水もちが良い状態の土で育てるのは基本中の基本です。

具体的に水はけが良い土とはじょうろなどで水を与えた場合に根元からさっと水が引いていくこと、鉢植えにしたときは、じょうろで水を与えた時に鉢底からすぐに流れ出る土の状態が水はけが良い土といえます。

水はけが良くない土というのは、雨が降った時、あるいはじょうろなどで水をあげたときいつまでも土が水分を吸収しないため根の部分に残りますので、その結果多湿になり根腐りを起こす原因になり最悪の場合は枯死(枯れてしまう)してしまうことがあります。

これを回避するためには、庭(地植え)植えの場合は良く土を耕すということがとても大事で土を耕すことにより土に隙間ができ、水はけが良くなるのです。

ここでさらに腐葉土(葉を土に埋め発酵させたもの)を土に混ぜてやるとさらに水はけが良く若干肥料分があるので良い状態になります。

植木鉢には従来のコスモスは草丈が大きいためにあまり向きませんが、もし植木鉢に植えるのであれば庭植えと同じように水はけが良い土にすることですし株が大きくなることから6号鉢(直径18㎝)以上の鉢を選ぶことをお勧めします。

ただし今はコスモスも改良品種がたくさんありますのでその中には矮性(草丈が低いもの)の品種もあるので、日本に昔からある美しい野生のコスモスに拘ることでなけれ鉢植えにも向くものがあります。

また簡単に土にさせる支柱を是非立てましょうコスモスは細く高く伸びるので枝が風などで折れたり曲がったりするのを防ぐためです。

肥料を十分与える

肥料といってもたくさんの種類がありますが、葉を作るN=窒素分と花や実をつけるためのP=リン酸、根や茎を育てるK=カリが、バランス良く配合された肥料を使うことです。

あまり難しく考える必要はなく、ホームセンターなどで売られている肥料には、以上の要素がバランス良く配合されていて肥料の袋に10-10-10と書いてあれば窒素、リン酸、カリの3大栄養素が10%づつ含まれているということです。

配合肥料のようなものは強いのですが、普通の肥料はそれほど強くはありません。

肥料の詳しいことはこちら

水やりを適切にする

水やりについては、水はけが良いという前提でたっぷり与えますが、庭植え鉢植えともに土が乾かないうちは与えず水溶性肥料を与える時に一緒に与えます。

そして極端に冷たい水は避けあらかじめバケツに水を汲んで置き3-4時間置いて与えるようにします。

刈込(剪定)はしない

植物には種類に限らず、花芽ができる時期の花芽分化(かがぶんか)というものがあり剪定してしまうとせっかく花芽を作りだしたのに刈りこんでしまうということがあり、ましてコスモスは、草丈が大きくなり花が咲くものですから大きくなりすぎると思っても絶対に刈込はしないことです。

太陽の光によく当てる(日当たりが良いところで育てる)

実はこの日当たりの良いところに植えるというのがとても大事です。

どんな風景を見てもコスモスが咲いている写真を見ても必ず日当たりの良い高原のイメージがあります。

何故ならコスモスを含む植物のほとんどは葉の表面の細胞にクチクラという組織がありますが、そこで太陽の光を吸収して、でんぷんなどを作りだし成長しますがそれがいわゆる光合成というものになりますので十分に日に当てることが花が咲く条件の一つです。

ただし園芸品種は該当しませんが、従来の野原に自然に自生しているコスモスは『短日性植物』と言い昼間の時間が短くなることで花芽を付けるので植木鉢で、室内で管理しているとどうしても明るい光があたるためになかなか花芽を付けてくれず屋外でも遅くまでライトの光が当たっている場所は花が咲きにくいと考えられます。

画像のように勢いよく育ち美しい花を咲かせるには太陽の光がとても大切です。

光合成がいらないのはシダ類だけなのでコスモスも花を咲かせるには十分な光合成をさせる必要があります。

それでも心配だ!という方は開花している株を買ってしまうのが一番早い方法で、すでに花芽も多く形成されているので手間をかける必要がなく、手っ取り早い方法ですがガーデニングという考え方からすると味気の無い物ないものになるかもしれません。

コスモスを効率的に咲かせる必須アイテム

ふるい

ふるいは特に植木鉢に植える時に、細かい粉状の土を取り除くために使いますが、なぜかといいますと細かい粉状の土は隙間に入り込み水はけが悪くなる原因の一つだからです。
安価なもので数百円で購入できます。

園芸用土ですがこれは優れもので、土の肥料分、酸性度などが調整されていますので特に何もしなくても使える重宝する培養土です。

液体肥料|固形肥料

一般的に液体肥料は早く効きますが殆どの場合、希釈(薄める)して使うものです。

その中でもハイポネックスという液体肥料は窒素、リン酸、カリの3大要素のバランスが良いのでお勧めです。

また、鉢植えの場合の元肥(もとごえ)は植える時から施しておく緩効性(ゆっくり効く)肥料のマグアンプKなどがお勧めです。

じょうろ

じょうろは水やりの時に使いますが、やや大きめの方が水をくみ足す回数が減るので大きめのものがお勧めです。

今は軽い素材で、できたじょうろが大半なので重くて持ち運べないということはありませんしバケツやホースで大量に与えるよりじょうろで少しづつ与えるのが良い方法です。

支柱

支柱は台風や秋雨などで大量の雨に当たったり強風にあおられた時に倒れないようにする必須アイテムです。

一本一本はとても軽くて丈夫なものですので是非用意したいものです。

コスモスを確実に咲かせる具体的な5つの方法|まとめ

以上のようにコスモスの咲かない原因と確実に咲かせる方法をあげてみましたが、わかったことは重要なのが、土の状態、肥料の与え方、正しく水やりを行うことと元々従来のコスモスは草丈が大きくなることによって花が咲くもので刈込をしてしまうと花芽を刈り取ってしまうことまた日光によく当てて植物の基本である光合成を活発にさせることで確実に花が咲くと言えます。

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