グラジオラスの色が変わる原因|何故花の色が変わるのか解説。

あなたはグラジオラスを育てていて色が違うとか以前より変わったと思ったことはありませんか?

球根を購入したときの写真と色が違っていたり、何年か育てているうちに花の色が偏ったり鮮やかな色のはずなのに、白っぽい花になってしまったことがあるはずです。

そこで今回は、何故花の色が偏ったり鮮やかな色のはずが白い花になってしまうのか、その根本の原因を今までにグラジオラスを1万球以上植えて育てたことのあるガーデンコーディネーターの私がわかりやすく解説していきます。

この記事を最後までお読みいただければ何故グラジオラスの色が変わってしまうのか正しく理解できます。

花の色が変わってしまうのは、原種帰りという生理現象

花の色が変わらない1年目の球根

春先の3月の下旬になるとそろそろグラジオラスの球根が市場に出まわります。

早めに買いに行き球根の状態を見て選べるのがとても良いのですがこの売りに出された球根は、栽培農家あるいは大手種苗会社から市場に出まわります。

種類別に管理下に置かれた球根は、自然交配しないように管理されていますから毎年同じ色の花を販売できるようにしてあります。

ご覧のグラジオラス球根20球は安価ですが、最初1年目で始めるにはとても良い商品です。家にいながら球根の購入ができます。

ただラベルの写真と違う場合はあまり良い環境で栽培あるいは球根の採取(球根を花色または品種別に分けるのが適当だったこと)されなかった可能性があり品種や花色が混ざってしまった可能性があります。

種類別に管理下に置かれたというのは自然交配しないことによって、色が褪せてしまうとか花の色が変わってしまうことを防ぐことができます。

つまり自然交配しないということは、雑種のように原種帰りしない球根と言えますから球根を管理するのは大切なことと言えます。

花の色が変わり始める2年目以降の球根

今年購入した球根は、適切に育てれば早ければ6月の下旬には蕾が出て期待通りに咲いてくれますが、花後の掘り上げで翌年に植えたりあるいは植えっぱなしで、管理していると2年目から少し色が変わり褪せて来たように感じられます。

それは、自然の管理下で開花させたので自然交配が進み花の色が褪せていく``原種帰り``が起こります。

これはグラジオラスに限らず殆どの植物に見られますが、特に園芸用に改良された品種は原種帰りが目立つ特徴があると言えます。

原種帰りさせない方法

雌しべをすべて取り除く方法

この方法はとても細かく非常に手間がかかり一般的なガーデニングでは行ないませんし行う意味もありません。

ただ純粋に球根が自然交配して原種帰りが嫌な時は鉢植えの数株ならできないことはありませんがせっかく咲いている花の雌しべを取るのは良い気持ちではありません。

個々に栽培する方法

個々に栽培するにはビニールハウスでの管理になりますので、通常のガーデニングでは行ないません。

この方法は農家向けか大手種苗会社が行うことですから資金もいりますし一般に楽しむガーデニングの範囲ではありません。

原種帰りにならない結論

結論としましては、品種ごとの管理は難しく手間がかかり資金も必要ですから一般のガーデニングでは行わないし原種帰りの冴えない色が嫌な場合は毎年新しく販売される球根を購入することが得策です。

また毎年同じところに植えるとアヤメ科独特の連作障害という病気になりやすい状態になります。

グラジオラスの連作障害についてはこちら。

まとめ

まとめとしましては。

*色が変わるのは自然交配による原種帰り。

*他花受粉させないための方法は労力、金銭的に一般のガーデニングには向かない。

*原種帰りをするのが嫌で毎年鮮やかな花を楽しみたいのであれば毎年新しい球根を購入すること。

以上グラジオラスが色褪せたり偏ってしまう原因を解説してきました。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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