クリスマスローズはその名の通り12月からの開花ですが鉢植えで楽しむためにはどうしたら良いのだろうと考えてしまいますね。
そこで今回はクリスマスローズの特性や鉢植えで育てる方法と注意しなければいけないことを詳しく解説していきますのでこの記事を読み終わる頃には育て方も特徴も注意点もすべてわかるようになります。
クリスマスローズの概要
- 原産地:ヨーロッパ、コーカサス地方、中国
- 科目 :キンポウゲ科
- 開花時期:12月、2月から4月の宿根多年草です。
クリスマスローズの鉢植えの育て方
植え付けと株分けの時期
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クリスマスローズの植え付けの(株の購入以外)時期は春なら3月上旬から4月下旬まで秋なら9月上旬から10月下旬になり株分けの時期は短く9月中旬から10月中旬が適期です。
苗の購入時期
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苗の購入時期は長い期間購入が可能で12月から翌年4月末まで購入できます。
ただしホームセンターや花屋さんで売られている時期は12月頃から2月頃になりそれ以外はあまりクリスマスローズが売られていることを見たことがありません。
そして市場に出回ってからしばらくして購入しようとしても良くない売れ残りの株しかありませんので早めに購入するのが賢い方法です。
鉢植えの準備
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植木鉢の選び方
クリスマスローズの蕾がついて売られている頃はほとんどが蘭を植えるような化粧鉢に植えられて店頭に並んでいますが、しかしガーデンコーディネーターの筆者は化粧鉢は通気性、排水性、保水性の面から素焼き鉢にはかないませんのでおすすめしません。
一見素焼き鉢は綺麗とは言えませんが上記の排水性などに優れていて多少割れやすくても安価なこともあって私は素焼き鉢を強くおすすめします。
5号の素焼き鉢に(1号約3㌢=直径15㌢)1株が最適でそれより小さい植木鉢ではあまり生育が良くなく逆に大きすぎると土を入れた場合の重さで移動が困難なので5号鉢が最適です。
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クリスマスローズを植木鉢で育てる時の土は必ず排水性、保水性、通気性が良い土を使い、例えば赤玉土や鹿沼土あるいは補助として腐葉土(枯れ葉を土に埋めて発酵させたもの)などをすべて使うのが適切で理想的です。
じょうろなどで水を与えた場合植木鉢の下穴からすぐに水が流れ出るように水はけが良く更に水持ちが良い土の状態にして下さい。
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使う肥料の種類
次は使う肥料の選び方ですが、鉢植えの1番の目的は室内で育てたいことですから堆肥や有機質肥料だと匂いが気になりますからホームセンターなどで購入できる「花の肥料」などを購入するか匂いがしなくてかつゆっくり良く効く化成肥料を使うのがベストです。
しかしどの肥料を選んだら良いか迷ってしまいますよね。
でもこの肥料ならただ土に混ぜるだけなのでとても簡単でガーデニング初心者の方にも安心して使っていただけます。
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植え方
用意してあった素焼き鉢の5号鉢を使って実際にクリスマスローズを植え付けていきますが手順は次の通りです。
植木鉢に土漏れ防止用ネット3㌢四方を鉢穴に置き(素焼き鉢のかけらでも良いです。)塞ぎ少し土を入れ化成肥料を根に直接あたらないように約50-60㌘程度土に混ぜます。
この時浅植えにも深植えにもならないよう注意しますが、基本的に根が隠れ更にその上に土が3㌢位かかる程度が良いです。
何回も言っていますが土は水はけが良く水持ちが良い状態にしてそれを確かめるために鉢の上を2㌢程あけるウオータープールを必ず設けます。
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つまり鉢の下は粗い土、真ん中はやや粗い、土上部はやや細かい土にしてふるいにかけて極端な細かい土は排水性が悪くなるので取り除きます。
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注意点
クリスマスローズを植えた時の注意点は冬は日当たりがよく夏は大きな樹木の下のようなやや日陰のような涼しいところで管理します。その理由は寒さには比較的強いのですが夏の暑さにはやや弱いからです。
株の購入のポイントとしては地際から新芽が多く出た蕾が多い締まった株で葉が美しい株を選びます。
また良く管理されていないこともありますからビニールポットに植えられている苗は土の状態が乾いているか湿り過ぎてはいないかを見て極端に土が乾いていたりあまりにも湿っている苗は避けましょう。
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まとめ
まとめとして次のことが言えます。
- 使う植木鉢は素焼き鉢の5号鉢。
- 排水性、保水性、通気性が良い土にすること。
- 冬は日光に当て夏は涼しい大きな木の下。
- 殖やし方は株分け。
- 肥料は化成肥料が最適。
以上がクリスマスローズに関しての説明です。
ちなみにクリスマスローズの花言葉は「私の不安をやわらげて」「慰め」「中傷」です。
最後までお読み頂きありがとうございます。
