初心者にも作りやすい秋植え球根の5種類を種類ごとに解説!

球根は、チューリップやアネモネ、グラジオラスやアマリリスなど幅多く種類があります。

一度は球根を育てたことがある方、これから球根を育てて楽しみたいけど植え方がわからないとか、どんな種類の球根を選んだいいか悩むかもしれません。

そこで今回育てやすい球根5種類の植え方、育て方をわかりやすく解説します。

育てやすい秋植え球根5種類

チューリップ

チューリップは秋植えで春の花壇にはなくてはならない球根植物で花色も花形もバラエティーに富んでいます。

端正な一重咲きや豪華な八重咲、フリル状に波打つパーロット咲きなど豊富です。

チューリップは開花時期が4月頃ですが、早咲き、中生、晩生があります。

花色は、赤、青、黄色、紫、桃、黒など多彩です。

ユリ科チューリップ属で原産は中央アジア、地中海沿岸です。

球根は9月頃から流通しますが、10月下旬から11月が植え時で、早く植えすぎるとウイルスにかかりやすく、遅すぎると生育が悪くなります。

球根の選び方ですが、大きくて、重いものが良くまた流通し始めたら早めに購入することです。

なぜなら流通し始めたのを早く購入するということは、状態の良い球根を選ぶことができますが日が経ってから行くと粗悪な球根しか残っていないからです。

鉢植え、花壇植えどちらでもできますが、数が多いときは庭にして球根が少ないときは鉢植えかプランター植えがベストです。

栽培のポイントは花壇の場合よく耕し土を柔らかくして化成肥料などを土に混ぜ球根の3倍くらいの深さに植えます。

3倍の深さの理由は冬の寒さに耐えるためと芽が出るちょうど良い深さですが、これ以上深い

と芽が出にくく浅いと冷たい雨や雪に負けてしまいます。しかしある程度の冬の寒さに当てな

いと休眠から覚めません。このようなことから球根の3倍の深さに植えるのが適切だと思います。

何かの映画で球根を植える時『深く植えれば植えるほど良い花が咲く』というセリフがありま

すがそれは間違いです。

チューリップは、ほかの球根とは違い植える時にすでに花芽ができていますから花芽のない球

根ももちろんありそれを植えても花が咲く可能性はありません

逆にグラジオラスは最初から花芽があるわけではなく植えてから育つ段階で光合成をすることで花芽ができます。

来年も花を咲かせたい場合は、花が終わったら早めに花がらを切り葉を日光によく当てることです。

葉が黄色くなったら球根を掘り上げて風通しの良い場所で乾燥させ涼しいところで保管します。

フリージア

フリージアはアヤメ科フリージア属の南アメリカ原産の別名アサギスイセンで春に咲く球根植物ではとてもいい香りがします。

部屋に1本置くだけでも良い香りが部屋中にするので1鉢置けばとても良い香りに包まれます。

主に流通するのは品種改良された園芸種で一重咲きや八重咲があり花色も白、黄色、赤、オレンジがあり特に白花種や黄花種は良い香りがします。

栽培のポイントは、庭植えの場合は11月中旬に植えて寒さの影響を受けないようにすることですが植える深さは球根の3倍が適切と思います。

他の球根と比べ耐寒性が弱いので軽く藁(わら)などを敷いたほうが良いですが、もともとフリージアは鉢植えで楽しむもので10-11月に植木鉢5号くらいの鉢に7球を目安に園芸用土で球根が隠れる程度の深さに植え風通しが良く温かい軒下で管理します。

アヤメ科は連作(同じ場所に植えること)を嫌いますので、庭植えの場合は違うところに植えて鉢植えの場合は、同じ土でなく新しい土に入れ替えます。

葉が黄色くなったら掘り上げ風通しの良い場所で乾燥させます。

アネモネ

アネモネはキンポウゲ科イチリンソウ属のヨーロッパ、地中海沿岸原産の別名イチゲという秋植え球根植物です。

アネモネは、切り花ポット苗、鉢植えともに流通量が多く一重咲きや八重咲がありな色も赤、白、青、桃、など多彩で株が大きくなるものと植木鉢で栽培できる矮性(小型)のものがあります。

植え方は、流通しているときは球根が、乾燥していますが、急に水分を吸収すると腐る場合があるのであらかじめ濡れたスポンジみたいなところに置きだんだんと水分に慣らせます。

球根の上下に気を付けて植えますが3角形みたいな球根はとがっているほうが上で平らなほうが下になるように植えますが逆にすると芽が出ませんからこれは要注意です。

平らな面を下にして日当たりの良い場所に10㎝間隔で植え付け水はけが良い場所に植えれば植えっぱなしでも大丈夫です。

水仙(すいせん)

水仙(すいせん)はヒガンバナ科水仙属のヨーロッパ、地中海原産の別名雪中花という秋植え球根植物です。

秋植え球根の代表種で、早春から春にかけて咲くラッパ型の花が魅力です。

水仙は50種類以上の原種があり品種改良も盛んでラッパ水仙、八重咲、房咲き、口紅咲き(くちべに咲き)など多彩な園芸品種があります。

群植すると見事な景観を作り数球まとめて鉢に植えると清楚な美しさがあります。

植え方は日向を好み排水の良いところ緩やかな斜面や落葉樹の下などが適しており土を深く耕し腐葉土や、堆肥をすきこんでおきます。

植える深さは他の球根と同じです。

鉢植えは7号鉢(21㎝)くらいのやや大型の鉢に大型種で4球が目安で球根を詰めて植えると見栄えがします。

花後は他の球根と同じですが2-3年くらいは植えっぱなしでも大丈夫です。

水仙の花は、やや下を向いて咲いていますが、これは、ギリシャ神話に出てくるナルシスという美少年が、湖のほとりに来ては湖面に自分の顔を写し美しい、美しいと毎日やってたためやがて少年は水仙の花になってしまいそこから今でも自分のことを綺麗とかかわいいという人をナルシストといい水仙はやや下を向いて咲いているというお話があります。

ムスカリ

ムスカリは、ヒアシンス科(ユリ科)ムスカリ属の秋植え球根で、原産地はヨーロッパ、地中海の別名グレープ・ヒアシンスです。

小花が集まって咲く姿と香りがぶどうを思わせるのでグレープ・ヒアシンスとも呼ばれています。

丈夫で育てやすく開花期も長いので特に初心者向きの球根植物ですが代表品種は『アルメニアカム』で鮮やかな青い色でグラデーションが綺麗な『オーシャンマジック』2色咲の『アウケリ』『マウントフッド』白色花の『ホワイトマジック』黄色で芳香が良い『マルコカルパ』

『ゴールデングランス』など多彩な園芸種があります。

すべてのムスカリの草丈は10㎝から17㎝ですが肥料などでもう少し伸びる場合がありますが、ほかの球根に比べよりコンパクトです。

植えかたは、日光が当たり水はけが良いところなら3年は植えっぱなしが可能ですが品種によっては高温多湿に弱いものもあります。

植え付けは11月中旬から下旬で植える深さは、ほかの球根と同じですが、アルメ二カムなどの葉が伸びやすい品種はやや深めに植えるのがコツです。

鉢植えは5号鉢に5球程度にしますが、経験上素焼きの深鉢より5号の平鉢で間隔を詰め12-13球にすると見栄えがあります。

まとめ

秋植え球根植物では、庭植えでは各球根とも約3倍の深さに植えるのはすべて共通で鉢植えの場合は球根ごとに深さを調節します。

植えっぱなしで良い品種と毎年掘り上げ、乾燥、保管が必要なものに分かれます。

植物によっては寒さに当てないと休眠から覚めず発芽しないこともありますので気を付けて扱います。

種類別に庭植えと鉢植えの両方、庭のみ、鉢のみの植え方がありまた同じものでも花色で香りが違うものがあります。

病害虫は特に心配ありませんので薬剤の散布などの手間もなく管理が容易です。

以上秋植え球根の中でもきれいでかつ育てやすい5種類の球根植物の特徴や植え方などを紹介しました。

最後までお読みくださりありがとうございます。

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