アネモネは植えっぱなしでも大丈夫か?育て方も完全解説!

春になると一斉に園芸店やホームセンターに飾られる草丈が低いコンパクトな球根花のアネモネですが、アネモネって球根だからチューリップのように花が咲き終わったら掘り上げないで植えっぱなしにできるのか?毎年掘り上げて管理するのか迷いますよね。

そこで今回は、可愛いアネモネの花が終わったら植えっつぱなしで良いのか?それとも掘り上げた方が良いのかとアネモネの詳しい育て方も解説していきます。

この記事を最後まで読み終わった頃には、アネモネに詳しく、また自分でも育ててみようと必ず思うことでしょう。

アネモネの概要

科名:キンポウゲ科

種別:球根植物「原種のバージニアのみ宿根草」

花期:4月から5月

栽培適地:水はけの良い日なた

花言葉:「あなたを愛します」「はかない恋」

アネモネは植えっぱなしで良いのか?

アネモネは植えっぱなしは良くない

アネモネの掘り上げ時期は、花が終わった5月の下旬で、葉が黄ばみ始めたら早めに掘り上げ、放置すると土が蒸れて球根が腐る原因となります。したがってアネモネは植えっぱなしより花が終わったら毎年掘り上げたほうが良いと断言できます。

(掘り上げなかったとしても必ず腐るということではなく腐るリスクが高いということです)

アネモネの品種

代表的な品種

コナリアという品種は、丸弁の一重咲きで、花心に白い輪がありフルゲンスは、細弁の八重咲きで菊咲きともいわれ、花色は赤、紫、ピンク、などがありブランダは草丈が10㌢と極めて矮性で、花色は青紫、ピンク、白、紅などの小菊のような花をつけます。

開花時期

秋に植えたアネモネは2月頃から順に花を咲かせていってくれます。5月頃まで花を楽しむことができるので、最盛期は3~4月頃になります。
ただし、このように立派に可愛く花を咲かせるためにはこれ以降に説明するアネモネの上手な育て方がとても重要になります。

アネモネの上手な育て方

植え付け時期と方法

アネモネの植え付け時期は10月の上旬で、実生1年生(種から育てて1年経った球根)の球根を使い、湿った砂の上に3時間おいて吸水させ涼しい場所で発根、発芽したものを植えるようにします。

11月以降は、吸水処理をしないで植え付けても大丈夫です。なお、掘りあげて間もない球根は吸水処理の必要はありません。

花壇に植える場合は、10㌢から15㌢の間隔で、植木鉢に植える場合は4号鉢(1号3㌢なので12㌢)に1球を植えて、5号鉢に3球植え覆土(土をかぶせる)は、4㌢程度にします。

施肥(肥料を与える)の方法

肥料は、10月上旬に植える前に堆肥などの有機質を多く与え、もしくは粗めのピートモスを地表45㌢程度に敷きすき込みます。堆肥やピートモスがない場合は化成肥料のマグアンプkなどを1平方㍍あたりに、大人の手で一握り程度与えます。

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土の酸度と状態

日本の土壌(平たくいえば土)は、比較的酸性に偏っていますが、アネモネの場合は弱アルカリ性の土壌が良いので、植える前に苦土石灰を適量まいて、酸性を中和させておけば、なお良い土の状態です。

酸性、中性、アルカリ性の値は、pH(ペーハー)7が中性でそれより値が低いと酸性に傾き、値が高いとアルカリ性に偏ります。

なお、土そのものの状態は水はけが良く水持ちが良いという少し矛盾した状態が良く水を与えたらすぐに土にしみ込んで引いていきなおかのつすぐに乾かない状態がベストです。

特に鉢植えの場合は、ジョウロなどで水を与えた場合にすぐに植木鉢の下穴から勢いよくすぐに水が流れ出るような状態で、逆になかなか水が引いていかないと水はけが悪いので球根が腐る可能性があります。

日当たり

日当たりも丈夫に育つ、きれいな花を咲かせる重要な要素で、理想は1日中日が当たっているのが良いのですが、それより少ない場合でも少なくとも4時間以上の日当たりがある方が勢い良く育ってくれます。

水やりの回数とやり方

アネモネへの水やりは、花壇に植えた場合は、最初に水を与えれば、あとはかなり乾燥していなければ水は与えなくて大丈夫です。逆に水を与え過ぎてしまうと球根が腐る可能性があります。

植木鉢に植えた場合は、土の表面が乾いたらジョウロなどで鉢穴から流れ出るくらい与えあとは与えなくても大丈夫です。

また、植木鉢には、いっぱいに土を入れるのではなく上の部分を2㌢くらいあけて水引を確認するウオータープールを設けます。

植木鉢に植える方法

説明が重複するかもしれませんが、前途した植え付け時期と方法で説明できなかった鉢植えで必要なことを説明します。

植木鉢に植える場合は、鉢の大きさに合わせてどれくらいの数を植えるか説明しましたが、改めて説明しますと、4号鉢(12㌢)には1球5号鉢には3球を目安に植えます。(4号鉢は実際に見るとかなり小さいです。)

植木鉢の種類は、重たい割れやすいという欠点がありますが、それでも通気性、排水性、保水性に優れた素焼き鉢を使うことをおすすめします。

土は、鉢植えの場合でも腐葉土などを少し混ぜれば、排水の良い土の状態になりよくいう水はけが良く水持ちが良い土になります。

置き場所

花つきの株を真冬に手に入れた場合は凍らない場所に置きましょう。
とにかく高温多湿を嫌うアネモネの花は、水はけがよく、日当たりも風通しも良い場所を好みます。冬の冷たさを経験しないと咲かない花なのでしっかりと日光に当ててください。球根を植える深さは、寒冷地では球根の上に7、8㌢東京都付近では約3㌢の土がかかるぐらいでちょうど良いです。あまり深植えすると芽の数も減って、花もあまり咲かなくなってしまうので要注意です。(一部説明が重複しています。)

病害虫の種類と薬剤

アネモネに付きやすい害虫を説明します。

ヨトウムシは葉を食い荒らします。

アブラムシは葉の液を吸い害を与えます。

ハダニも葉の表面と裏につき液を吸います。

このほかには、コナジラミやカメムシが、葉について葉の養分を吸うために全体に広がれば枯死(かれる)してしまいます。

アネモネに付きやすい病気を説明します。

うどんこ病は、葉が白くなり放置すると葉全体に伝播(うつる)し枯死します。

立ち枯れ病は、名のごとく全体に影響し枯死します。

このほか、害虫には、カメムシナメクジがアネモネに影響を与え病気では斑点病が被害を与えますので、見つけたらすぐに薬剤(殺菌、殺虫剤)を撒いて対処します。

病害虫に有効な殺菌、殺虫剤はスプレー式のこの薬剤が便利です。


掘り上げの時期と方法

前にも述べましたが、アネモネの球根は植えっぱなしよりできれば毎年掘り上げた方が良いと説明しました。これは鉢植えでも同じことです。

ほかの人は鉢植えは植えっぱなしで植木鉢の土ごと乾燥させて越冬させ春になったら芽が出るのを待てば良いと解説していますが、私はそうは思いません。

そういうのも毎年新しい土に植えたほうが、土の中の雑菌や土に潜む害虫から守ることができるなどの利点があります。

今年と同じ土を使うのであれば、植木鉢から土を全部出し天日(日なた)で殺菌する必要があります。

そこまで手をかけるなら花壇に植える場合と同じに球根を植木鉢から取り出し乾燥させるために風通しの良いところで貯蔵した方がとても良いです。

アネモネの掘り上げの時期は5月の下旬で、花が終わり葉が黄ばんできたら早めに掘り上げます。

放置しておくと土が蒸れて球根が腐る場合がありますので、早めに掘り上げ、球根は日陰で乾燥させ涼しいところで保存します。

管理のコツ

アネモネの上手な管理の仕方は、花が咲いたら切り花にするなどして種子をつけないようにします。そのまま放置すると種をつけるための養分が取られますので花つきが悪くなります。

また、秋植え球根のため、乾燥寒さ対策として球根を守るように敷き藁(しきわら)などをし冬の霜よけ対策をします。

まとめ

  • 植えっぱなしより掘り上げた方が良い。
  • 高温多湿を嫌う。
  • 土は、弱アルカリ性にする。
  • 掘り上げは、葉が黄色くなってきたらすぐに行う。

ここまでアネモネは植えっぱなしで良いのか掘り上げた方が良いのかと、詳しい育て方を解説してきました。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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