アリウムは臭いのか?臭い理由と育て方を詳しく解説【初心者必見】

今回ご紹介するのは、ネギやニンニクの同族で特に花の美しい球根性のものが、観賞用に栽培されているアリウムですが、品種が多彩で球根も1㌢から10㌢のものがあり草丈も地面すれすれのものから1㍍以上のものがあります。

このアリウムですが、実は臭いんですけど、では今回は何故アリウムが臭いのかとあまり知られていないアリウムの育て方まで解説してしまいます。この記事を最後までお読みになれば、きっとあなたもアリウム通になることができます。

アリウムの概要

  • 科名:ユリ科:アリウム属
  • 別名:ハナネギ
  • 種別:球根
  • 花期:5月から6月
  • 栽培適地:日なた
  • 花言葉:「夫婦円満」「くじけない心」「正しい主張」

アリウムは何故臭いのか?

アリウムが臭いのはネギやニンニクと同族だから

アリアムが何故臭いか結論からいってしまうとユリ科の植物ながらニンニクやネギと同族の植物だからで、どこの部分が臭いかというとまず、茎の部分で、花の部分が1番刺激臭がします。

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アリウムの品種

ギガンチウム

ギガンチウムという品種は、草丈が1㍍にも達し、千余(多数の)の藤紫色の小花が直径15㌢の球状をなして咲く臭気のない大球性の品種です。

ローゼンバキアナム

ローゼンバキアナムという品種は、草丈が80㌢から100㌢で直径10㌢の球状に桃紫色の花を咲かせる大球性です。

モーリー

草丈が25㌢の矮性種で、黄色い小型の花を咲かせます。別名キバナギョウジャニンニクといい球根は小型の小球性です。

丹頂(たんちょう)

丹頂は、草丈が90㌢位で赤紫色の花をつけこの品種だけ切り花にも使える日本的な品種です。

以上の3品種が、アリアムの代表品種で、このほかにもたくさんの品種がありますが、ここでは割愛させて頂きます。

アリウムの育て方

植え付けの時期と方法

アリウムを植える時期は、品種に違いがなく9月下旬から11月の上旬までで、小球性のもの(モーリー)は約10㌢の大球性(ギガンチウムなど)大球性のものは約20㌢から40㌢の間隔をおいて植える深さは、球根の高さの約3倍が理想です。何故、球根の高さの3倍にするかというと草丈が高くなり重心が上にくるので浅く植えると倒れる場合があるからです。

また植え方のイメージとしては、モーリーなどの小球性の品種は群生(数を多く植える)が向きますが、大球性の高性大輪種(草丈が高く花が大きい)は、株間60㌢間隔に2~3球植えると開花時にボリュームが出ます。

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球根から根が伸びるのに最適な土の温度は10~15℃で、20℃以上ではうまく育ちません。また、寒さには強いアリウムですが、地温が下がってから植え付けると根張りが悪くなり、大型種の花があまり大きくならないといった影響が出てしまいますので、遅くても11月上旬までには植えるようにします。

鉢植えの方法

アリウムは小型の品種のモーリーなどは、鉢植えに向きますのでその方法を説明します。

植木鉢の種類は、平たい、いわゆる平鉢は不向きなので必ず腰高(高さがあるもの)の植木鉢を選びます。

植木鉢はこちらのような深いタイプのものを使います。おすすめとしてご紹介します。


大きさは、5号から6号(5号とは1号3㌢なので15㌢)鉢が適しています。これ以上の植木鉢だと土も入れることを考えると大きすぎます。

次は土ですが、よくホームセンターで見かける園芸用土で十分で、それに腐葉土を混ぜれば最適な土になります。

ただし、同じ土売り場でも「軽い土」や「タネまきの土」は使いません。なぜなら軽い土、タネまきの土はアリウムの根がうまく土に定着しないからです。

アリウムの土の酸性度は中性から弱アルカリ性で、わかりやすくいえば、pH(ペーハー)は7が中性なので、弱アルカリ性はpH7より少し高い値です。

植える深さは球根の2倍位を目安にしてマグアンプkなどの緩効性肥料を土に混ぜて植えれば、乾燥牛糞などの有機質は、鉢植えには必要ありません。

マグアンプKは、私も使っていて便利な化成肥料です。


なお、植木鉢には、2球を目安に植えて、必ず水はけが良い土の状態になるように、植木鉢の上部はウオータープールとして水はけが良いか確認するために2㌢くらいあけておきます。

水の引き方は、じょうろなどで水を与えたら鉢の下穴から水がすぐに流れでるのが最適の状態です。

鉢植えの水やり

アリウムは、鉢植えの場合は水やりが特に必要です。この場合、鉢の土の表面が乾いたらたっぷりと水を与え、その後は水やりは控えないと球根が多湿により腐ってしまう可能性があります。

ただし、アリウムの球根から伸びる根は、他の植物のものに比べて太くて多く、水分をよく吸収します。鉢植えも地植えも、発芽後は、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをしましょう。

また、初夏になると休眠期になりますので、この時期は水やりの必要性はありません。また、ギガンチュームなどの品種は水分を大量に必要とします。このため、こうした品種を育てる際には土を乾かさないようにしましょう。(水を必要以上に与えることではありません)

病害虫の対処法

アリウムは、丈夫な球根植物で病気は特にありませんが、アブラムシがよくつくので早めに駆除します。

農薬とか簡易なスプレー缶で殺虫剤が売っていますが、農薬を使うよりアブラムシを発見しだい捕殺するのが効果的です。

施肥(せひ)肥料の与え方

アリウムの元肥(もとごえ)は、植え付け時に1平方㍍(1辺が1㍍の正方形)あたり、堆肥などの有機質を2㌔㌘化成肥料を3握り(ショベルで3杯くらい)施しますが、小球性の品種は2握りと少なめにします。

また、球根を植えて芽が出てきたら追肥(ついひ=追加の肥料)を1平方㍍あたりに1握りの化成肥料を与え、花が終わったあとに更に窒素分の少ない化成肥料を1握り与えます。

アリウムの殖やし方

アリウムの殖やし方は、「種まき」もしくは「分球」という方法があります。

種まきで殖やす場合は種まきしてから花が咲くまで5年くらいかかります。そのため、球根を分球して植え付ける方が手っ取り早いので、おすすめです。

自分の考えで申し訳ないのですが、種から殖やすのに花が咲くまで5年では長すぎますし管理がとても困難です。

ちなみに繁殖の方法は7種類あり実生(みしょう)つまり種を蒔いて殖やす方法と挿し木、取り木、接ぎ木、株分け、分球、メリクロンですがこの実生以外の繁殖方法を栄養繁殖といいます。

実生も、栄養繁殖も少しの知識があればできますが、メリクロンだけは、難しい化学式を使うため家庭用のガーデニングでは行いません。(行えません)

管理のコツ

アリウムの球根は、植えっぱなしではなく毎年掘り上げますが、時期としては、6~8月頃に葉の3分の2が黄色くなったら掘り上げ、球根は風通しの良い日陰で乾燥させ涼しい場所で保存します。

利用の仕方

大球性で草丈が高くなる品種のギガンチウムは、列植(列をなすように植える)が良く花壇の後方または真ん中に植えると庭のアクセントになります。

またモーリーという小球性で草丈が低い品種は庭植えではなく植木鉢やプランターに植えるに適していますが、大型の品種は草丈が高くなりバランスが悪いので鉢植えには向きません。

まとめ

  • アリウムが臭いのは、ネギやニンニクの同族だから。
  • 茎も臭いが花はもっと臭い。
  • 匂いのしない品種もある。
  • 高性種は鉢植えに向かない。

ここまでアリウムの特徴や育て方を解説してきました。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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